人気ブログランキング | 話題のタグを見る

武田軍の足軽大将リューザキ弾正、通称リュー弾♪またの名をカラボリーナ・ドルイスカヤ(爆)最近、草弾師匠という官位(笑)も授かりました☆ 諸国、諸時代、諸かるちゃーを 徒然なるままへめぐります


by リューザキ弾正
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

第27甲斐 「晴信と信繁」 (皆々様の予想通りだったでしょうか?^^;)

甲斐國・躑躅ヶ崎館。晴信の居室に
武田信繁が呼び出された。


信繁サマ 「御屋形様、御用にございまするか?」
信玄公 「いや・・・済まぬが、ちと、星見酒に付きおうてくれぬか?」
信繁サマ 「此度は恒例の軍議も召集されませなんだ。なんぞお気持ちが?」
信玄公 「気持ち悪いわ!オエェ~」(爆)
信繁サマ 「そのような軽口をお叩きになるところを拝見して、信繁、安堵致しました」


信玄公 「確か、長尾家は平氏、上杉家は藤原氏、と記憶しておるが・・・
  越後では、あれほど、源氏はマイナーなのか?(涙目)」
信繁サマ 「小国改め大国家がことでございますな。我が源氏の八幡信仰を
  酷く曲解しておるというか・・・ほとんど、『エコ・エコ・アザラク』の世界でございましたな」
信玄公 「・・・渡鬼テイストにボタバラも加わり、ますます、強固になったの(意味不明)」
信繁サマ 「げに、まっこと仰せの通り」


信玄公 「主従の絆の描き方も薄っぺらなら、兄弟の絆も薄っぺらであるな・・・」
信繁サマ 「このことに関して、私の口からはどうも・・・」
信玄公 「信繁、わしは、良き弟に恵まれたのう」
信繁サマ 「はて?・・・この武田信繁、姉・弟・妹はおりまするが、兄はおりませぬ。
  我が眼前におられるのは、我が主君・武田大膳大夫晴信公にございます(平伏)」
信玄公 「(笑顔で)のう?本当にわしは、良き弟に恵まれた」
信繁サマ 「(苦笑して)御屋形様!」


信玄公 「わしの負けぢゃ!」
信繁サマ 「お分かりいただけましたか、御屋形様」
   二人、顔を見合わせ微笑み合う。
信玄公 「いつの日か、主君と臣下としてではなく、兄と弟として、
  酒を酌み交わしてみたいものぢゃ」
信繁サマ 「それは、嬉しきことをおっしゃって下さりました。
  この信繁、その日を楽しみに、今以上に御屋形様に忠勤を励みまする」


リューザキ弾正 「失礼致しまする。そろそろ酒が足りなくなる頃と思いましたゆえ」
  リューザキ弾正、新しい、酒・肴を運んで二人の前に据える。
信玄公 「そう言えば、リュー弾。昨日の『大河ドラマバトン』に力を使い果たしたのは、
  分からぬでもないが・・・「風林火山」再鑑賞記の方も、すっかり滞っておるぞ」
リュー弾 「申し訳ござりませぬ!ちと、時間のペース配分が上手くいかず・・・(苦悶)」
信繁サマ 「御屋形様、どうか、リューザキ弾正をお攻めになりませぬよう。
  リューザキ弾正は、ただ今、横濱・海津城改修作業に追われておりますゆえ。
  なにとぞ、ご配慮を賜りたく、この信繁からも頼みおりまする。
  御訪問の皆々様方も、温かく御見守り下され」
信玄公 「最後の一行の意味が分からぬが、私は良いおとう・・・いや、良い家臣を持った!」


こうして、特にオチなく、甲斐の夜は更けていった・・・
by salieri777 | 2009-07-07 10:12