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武田軍の足軽大将リューザキ弾正、通称リュー弾♪またの名をカラボリーナ・ドルイスカヤ(爆)最近、草弾師匠という官位(笑)も授かりました☆ 諸国、諸時代、諸かるちゃーを 徒然なるままへめぐります


by リューザキ弾正
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熱烈大河ドラマ「風林火山」再鑑賞記#20&#21

第20話「軍師誕生」&第21話「消えた姫」
  勘助、軍師に抜擢!(感涙) 
    勘助、大失恋!(涙目)

甲斐に対して、挙兵した大井貞隆を討つため、長窪城前に陣を敷く武田軍。
しかし、力攻めではなく、内応者による調略をすることを選ぶ晴信に重臣、不満顔。
またもや、勘助の案であることが判りきっていたからです。
そこで、諸角、グッジョブな提案。「勘助を軍師に御命じ下さいませ」
密議で晴信と勘助で取り決めたりせず、陣中において、その策を考慮する機会を得たい。
諸角の提案に、異存はない晴信。長窪城が堕ちれば、勘助を軍師とする旨を述べます。
で、無論、252!長窪城に内応者あり!(笑)それは、海ノ口城の盟友・相木市兵衛です。
領地復権、知行安堵。相木は、かつての敵の武田と手を組み生き残る道を選びました。
そうとは知らず、相木殿を城中に見つけ、再会を喜ぶ平蔵。
相木も喜びながら、側にいるヒサに間もなく総攻めだから、と賄い方の手伝いに行かせます。
その煮炊きの煙で、城内の様子を知り、城攻めを進言する勘助。


歴史をご存知の方は、後年、勘助がこの轍を踏むことはお分かりですね。

長窪城を陥落させた勘助は、功績により、軍師に抜擢。陣羽織を賜った彼の目に涙が・・・
勘助の人生が安定する中で、流浪の人生の平蔵たちはまた、別の運命の待つ場所へ・・・
平蔵を助けた、教来石。「ヒサ殿を大切にな」「お前に言われたくない(怒)」
この二人の会話、笑っちゃいました。平蔵たちには、笑い事ではありませんが・・・
勘助が平蔵を討とうとするのとは、逆に助ける教来石の彼の優しさ。
勘助と違った面を持つ人物です。こう言う、主人公にない物を持った人物を配することで、
主人公の人間性が際立ったと思います。


順風万帆の軍師殿。しかし、その軍師殿にも量りかねるのが、女心(爆)
いえ、女心ばかりではなく、人の心、自分の心さえ判らない。
由布姫が再び、躑躅ヶ崎館で、トラブルを起します。誰に対しても険を持って対する姫に、
武田家中も、いささか彼女を持て余し気味。
諸角、勘助に対して、再び妄言炸裂「そなたに御屋形様のお子を身篭ることは出来まい!」

た、たしかに、無理です(^^;)
ついに、由布姫は、諏訪に置かれることになりますが、このことによって、由布姫自身も、
自分の心に宿った複雑な感情に向き合うことになります。
もの凄く不器用な人です、由布姫は。武田に敗れた諏訪の姫であること、
武田に父を討たれた娘であること、そして、敵である晴信を慕ってしまったことに、
心の寄り合いが持てません。
苦しむ由布姫と共に放浪の旅に出ようと決意しちゃった勘助も、よもやの由布姫の想いに、
即効で失恋(^^;)、気を取り直し(^^;;)彼女に改めて言います。
武田晴信は天下に号令かける者である、由布姫がやがて生む御子は、
甲斐の子でも、諏訪の子でもなく、天下人の子である、と。
それを成しえるのは、この山本勘助である。
その御子を天下人の子にするのは山本勘助であると!
勘助の新たなる決意表明です。072.gif


北信濃の村上義清、信濃守護の小笠原長時、
この先合い見える敵将も本格的に登場しました♪
村上が好敵手として描かれていることに好感を持ちます。この猛将を打ち破らないと、
武田軍は先へ進めません。その猛将をきちんと描くことで、武田の戦いが、
容易成らざるものとして、厚みを持ちます(^^)


信濃守護の小笠原長時については、また、あ~と~で~(笑)
初登場からの小物っぷりは、見事!(^^;)

by salieri777 | 2009-09-16 22:01 | ドラマでほっこり