再読も、井伊かも♪
2010年 01月 18日
「傾いた本棚」の、なつさんから、
武田関連の本の紹介を頼まれたのは・・・かなり前でした(爆)
なつさんが、かなりディープでコアな武田小説をお読みでしたので、
初心者向けとも言えるこの本を御紹介させて頂きました。
それから、幾星霜・・・ ( ̄∀ ̄)
私自身、この本を読んだのは大分前です。
そこで、今更(笑)なのですが、「大丈夫だったかな?」(爆)
本当に今更ですが、再読してみました (゜∀゜;ノ)ノ
武田三代
新田次郎・著
(文春文庫)
この短編集は、新田次郎が、大作「武田信玄」(全四巻)を書く前・書いている間・上梓した後、
その広範囲な期間に書かれたものをまとめた本です。
これが、実に面白い短編集でした(推薦に誤りがなくって、良かった♪) ← をい!
信虎の帰還の顛末を描く「信虎の最期」から、技術畑出身らしい新田の佳作「黒川金山史」まで、
どの作品も、とても読み応えがあります♪
適度に忘れている、自分の記憶力のお陰で、楽しく読むことができました(をいをいをい!)
この小説を最初に読んだ時は、もちろん大河ドラマ「風林火山」放送の前で、
私は、本を読む時、ドラマの配役を甘利、意識せず読むようにしているのですが・・・・
「まぼろしの軍師」を読んだ時は、ウッチーが熱く、いえ、あっつく(^^;)駆け巡りました。
この「まぼろしの軍師」は、後の長編「武田信玄」の根幹になった作品でもあります。
山本勘助がうざい!(爆) そして、物悲しい・・・
この作品は、勘助青春放浪編から、一挙に第四次川中島の合戦に至った、
軍師として、ついに報われることのなかった、一人の男の人生を描いております。
ちなみに、「消えた伊勢物語」では、パニくる馬場ミンブー(@高橋和也)が脳裏に浮かびました(^^;)
当家の黒川金山が枯渇してきて、新たな図書を購入できないので、
記憶があやふやになってきた、今(^^;)、こうして前に読んだ本を再読するのも、
井伊かもと思いました(笑)
とりあえず、この本、オススメですよ~♪