武田軍の足軽大将リューザキ弾正、通称リュー弾♪またの名をカラボリーナ・ドルイスカヤ(爆)最近、草弾師匠という官位(笑)も授かりました☆ 諸国、諸時代、諸かるちゃーを 徒然なるままへめぐります


by リューザキ弾正
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一筆啓上 「必殺」の未来が見えた

「空間」と「空白」に、万感の想いを込めながら、「必殺シリーズ」は、未来を提示しました。
前作最終話のその後からストーリーは始まり、
そして、「必殺」の次の段階へと向き合う内容だったと思います。056.gif
少し長かったけど(^^;)


前最終話で、傷だらけで、如月に大八車で乗せられ旅立った、経師屋の涼次。
今回、戻って来るに当たって、(いきなり、一文ナシのボロボロスタイルで再登場でしたが)
一番気になったのは、涼次が裏稼業の人間だと知ってしまった、如月の問題。

「2009」で、散々足を引っ張りながら、最終話で、胸のすくような台詞を発してくれた、
如月ですが、やはり、裏世界を見てしまった、人間は、危険です。
今作で、その如月問題をストーリーに上手く昇華出来たのは良かったと思います。

江戸には、「カルタの力(リキ)」という、流しの仕事人も現れ、
時と場合では、味方になったり敵になったり、面白い役割を担う人物の登場となりました。
今後の、「仕事人」では、既存のメンバーに加えて、彼との緊迫感溢れる関係が、
描かれることになるでしょう。


さて、今回の一番大きな問題。中村主水という存在の欠落。
恐らく、皆がその寂寥感を抱きつつ、しかし、中村主水の居ない未来をどう築くか。
今回は、そこに全てのポイントが置かれていたように思えます。

事前予想では、コチラ※ のスタイルを踏襲するのでは?と思っておりました。


一掛け、二掛け、三掛けて、仕掛けて殺して日が暮れて橋の欄干越し下ろし、
  遥か向こうを眺むれば、この世は辛いことばかり・・・
片手に線香、花を持ち おっさん、おっさん、何処行くの?
私は必殺仕事人・中村主水と申します。
「それで、今日は何処のどいつを殺ってくれとおっしゃるんで」  


渡辺小五郎は、空き家となった中村邸で、上記の言葉を口にします。
数多い必殺シリーズのナレーションの中で、故・藤田まことがナレーターを務めたものです。
(注:水色文字の部分が藤田さんの声が流されました)


恋に生きるは切なすぎ、出世に生きるはくたびれる。
とかくこの世は一天地六。命ぎりぎり勝負をかける。仕事はよろず引き受けましょう。


経師屋の涼次が仕事のさなか、口ずさんだのも、
故・藤田まことがナレーターを勤めた「必殺必中仕事屋稼業」のナレーションです。
彼は、上記に加えて、「合掌」とつぶやきました。

(ちなみに、実際のナレーションは、
「金に生きるは下品にすぎる、恋に生きるは切なすぎ、出世に生きるはくたびれる。
とかくこの世は一天地六。命ぎりぎり勝負をかける。仕事はよろず引き受けましょう。
大小遠近男女は問わず、委細面談・仕事屋稼業」がオリジナル・バージョンです。


同じ、藤田さんのナレーションでも、仕事人を口ずさんだ同じ主水系の渡辺小五郎。
やはり、名前の前に「故」をつけなけらばならなくなった、緒形拳主演「仕事屋稼業」を
口ずさんだ、緒形さん演ずる享楽的仕事屋の系統を受け継ぐ、経師屋の涼次。
(ちなみに、上記二つのナレーションは脚本家・早坂暁の物で、クレジットも出ました)

個性の違う二人が、それぞれ、必殺の歴史を背負い、踏襲して行くことの
決意表明だったと思います。


「必殺の世界観を壊さない」 放映前にキャストが口にしていたのが、この言葉でした。
藤田まことさんという大きな存在から、パスを受け、
彼らは前を向き、更に未来へと進んで行くことに決めたのだと、思いました。
072.gif

観る人によっては、藤田さんの扱いがあっさりと思われるかもしれませんが、
逆に、穢したくない思いで、こういう内容になったのだと、思います。
私自身は、ココ で、ガッツリ語らせていただいたので、悔いなし、です。
056.gif 

悔いは、ありませんが・・・・ 未練はあります!(爆)
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by salieri777 | 2010-07-11 21:05 | 徒然なるままに一言