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武田軍の足軽大将リューザキ弾正、通称リュー弾♪またの名をカラボリーナ・ドルイスカヤ(爆)最近、草弾師匠という官位(笑)も授かりました☆ 諸国、諸時代、諸かるちゃーを 徒然なるままへめぐります


by リューザキ弾正
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南方仁B(仮)は、今、幕末の江戸で奔走しているのでしょうか?~ドラマ「JIN-仁ー」感想記事

長い記事タイトルでごめん茶~(^^;)

以下、ドラマ「JIN-仁-」のネタバレがあります。
記事タイトルで、既にちとネタバレしとるかも・・・(^^;;)、ごめん茶~


凄くせつない最終回でした。
消えている、歴史上の自分の存在。苦楽を共にした仲間の記憶にすら残らない。
仁先生への思いが強かった(あるいは接触時間が長かった)咲様のおぼろげな記憶。
そして、それもやがて消え去っていったのでしょう。
150年前の咲様の手紙を読んで流した仁先生も、その涙の訳すら、やがて忘れてしまう。

タイムスリップとは、なんだったのか?
たぶん、大きな意味も深い訳もないのだと思います。
いえ、たぶん訳など要らないのでしょう。
過去に一生懸命、報われようと報われないとも、努力して生きてきた先人がいて、
今の自分たちがいて、自分たちの人生の果てに未来がある。

実は、あとから、見損ねた、第5話を見て、こうも思えました。
生きた証、人生の長い短い、成し遂げたことの大小。
それらは、瑣末的なことなのかもしれない、と。
懸命に生きたことで、それは、ちゃんと何処かで未来に繋がっているのかもしれない、と。

無限ループの時空の中で、我々が垣間見たドラマは、そういう意義をもったものだった、
そう思います。
ちゃんと、パート1の第一話に繋がる最終回。
パート2の成功は、全キャストが一人も漏れることなく再結集出来たことも、
大きかったと思います。
戸次重幸さん、山本耕史クンが、最終回の病院パートに出たことで、
ちゃんと、物語冒頭と繋がり、ループが完成した感じが強くなったと思います。

幕末・明治期に突然現われ足跡を残した「仁友堂」(@現代B)
日本医療史の、そのページの懐かしき仁友堂メンバーの写真の説明書き。
一時停止にして、見てください。
それぞれの、それぞれに見合ったキャプションに涙、出ます。

「仁友堂」のその後、橘家のその後に安堵した仁先生。
その過程でめぐり合えた、生まれ変わった未来さん。

その新しい未来さんの手術がどうなるのか、
その結果がどうあれ、受け止める仁先生は、前とは違っているでしょう。
見えない、聞こえない、たぶん仁先生自身すら覚えていないけれども、
確かに側にいるであろう、仲間と一緒なのですから。
彼岸の辺の坂本龍馬の笑顔はそれを伝えてくれました。


ところで、市村正親@佐久間象山が、行って戻ってきた江戸は、
やはり、A→Bだったのでしょうか?彼は、違和感を持たなかったのでしょうか?
甘利、持たなかったような気がしますが(^^;;)
その、佐久間象山を暗殺した河上彦斎をモデルにした、「るろうに剣心」
佐藤健クン&大友啓史監督で、映画化だそうです(ここで、宣伝かよっ!)

松本良順先生が、「会津に行きます」と言った時、
続きは、「八重の桜」で・・・なんだろうな、と一瞬思った自分がいます(^^;;)
今の大河のスタッフに、今作のように真摯に
歴史と先人に向き合う気概が残っているのか、ちょっと不安ですけど。。。

by salieri777 | 2011-06-29 14:56 | ドラマでほっこり