武田軍の足軽大将リューザキ弾正、通称リュー弾♪またの名をカラボリーナ・ドルイスカヤ(爆)最近、草弾師匠という官位(笑)も授かりました☆ 諸国、諸時代、諸かるちゃーを 徒然なるままへめぐります


by リューザキ弾正
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「行け、我が想いよ」とイタリア統一150周年@2011 (アンコール)

前回、「行け、我が想いよ黄金の翼にのって」の映像を探していた時に見つけた、
イタリア統一150周年記念コンサート(ローマ歌劇場公演)を今回ご紹介させていただきます。

その前に、オペラ特有の「アンコール」についてのご説明を・・・
アンコール?コンサートの最後に演奏者が、観客の声援に応えて、
舞台に戻ってきてやるやつでしょ?
はい、合ってます(笑)最後ではなくても、幕間前にもアンコール演奏する場合がありますね。

ただ、オペラの場合、・・・イタリア・オペラの方が、多いように思えますが、
「劇の真っ最中」、ソリストや合唱が素晴らしければ、
大声援が送られ、すると劇の流れをぶった切って(汗)すぐさまアンコールとして
その部分が再度、演奏されます。 (毎回、必ずある/あった訳ではありません)
はかなくついえた恋を嘆いて切々と歌いきってその場に倒れこみ嘆き伏したヒロインが、
突然むっくり起き上がって、またもう一度、歌い出す(笑)なんてことも(^^;;;;)
さすがに、1940年以降になると、「それって劇全体の流れからいって、おかしい」となって、
大劇場では、のべつまくなし、節操なくの、「流れぶった切り」は少なくなりました。

しかし例外として、今でも時々、この「行け、我が想いよ」にはアンコールがかかります。056.gif
3月11日の記事の動画の演奏も、通常演奏のあとの「アンコール演奏」でした。
この指揮者、リッカルド・ムーティは、アンコール否定派だったのですが、
だから、聴衆も半分あきらめながらの声援でしたが、ムーティーが楽譜のページを
前の方に捲りだした時は、場内にどよめきが起きております(映像の2分05秒のあたり)

今回の動画は、通常演奏&アンコール演奏です(この前後はちゃんと通常のオペラ上演です)
しかも、記念公演とあって、合唱のあとの大歓声を受けて、指揮者がスピーチしております。
スピーチを始める前に、観客が「イタリア万歳!」と声援を送っております。
しかし、リッカルド・ムーティのスピーチはお祝いモードではなかったようです。
イタリア政府は、文化への助成金のカットを表明しておりましたが、
それに対するやんわりとした抗議の言葉のようです。(推定)
「『 Va pensiero 』は、昔は、政治的なシンボルでした。私は政治家ではありません
しかし、イタリアの文化が殺されるのなら、このように合唱団が美しく歌ったように、
別の時間に『 Va、pensiero 』を歌うことに参加するべきです」
もしくは・・・(汗)
「政治が悪いと、舞台の合唱団のように、(他国の捕虜として)美しい歌を
披露することになるかもしれません」
・・・みたいな感じの言葉のようです。(はっきりしなくてスミマセン!)
劇場内外には、「文化助成金カットは、恥だ!」みたいなスローガン横断幕があったようです。
(みたい、みたい、連発ですみません!!)
前置きが長くなりました(汗)それでは映像をどうぞ



指揮者リッカルド・ムーティは、聴衆に一緒に合唱に加わるように誘いました。
「テンポ遅れないように!(笑)」と指示付き
聴衆に合唱に参加させたことを、「こういうことは、2度とはしない」とイレギュラーな
出来事であることを後日インタビューで言っていたそうです。
あと、聴衆が立ち上がったことには吃驚したみたいです。


この公演は、3月17日(150周年記念日当日)だったのですが、
そのあとの、3月21日に行われた演奏会は、3月11日に東日本大震災にみまわれた、
日本国民に捧げられました。思えば、イタリアも地震の多い国です。

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by salieri777 | 2013-03-21 23:56 | 徒然なるままに一言