「妻は、くノ一」クライマックスは・・・
2013年 05月 21日
切なさもアップ(;_;)いよいよラス前にございます。
彦馬の機転で西洋書の件は片付きますが・・・
その写本に、織江に向けた彦馬のイラストがあったことから、
事態は、混迷方向に(まぁ、彦馬は責めますまい・・・)
あの、月の下の舟に乗るの二人のイラスト。
人の部分が、「双」、つまり雙星を表しているように思えます。
分かりやすいメッセージだったのですが、一瞬、織江は気づかず、かわさまに報告・・・
短時間に、写本を7冊書き上げた彦馬の報告を受ける静山。
静山と彦馬が一緒のシーンは、割りと少ないのですけど、
彦馬について語る静山のまなざしの優しさが、その分をカバーしていると思います。
彦馬の資質を愛で、彦馬の才能を認め、さりとて情に流され過ぎることもない大人な静山。
田中泯さんの魅力で、ますます奥の深い人物となっていると思います。
そして、いよいよオリエッティとマサエッティが抜け忍に・・・
幼馴染のお蝶。かわさまに、「彦馬を殺せば、織江のことは」と聞きただすところ。
身内は、織江と雅江だけみたいなもの・・・と語っている傍で、
彼女を置いて行った織江に対して、お蝶の織江に対する思いが表れておりました。
親子二人っきりになって、織江は、母が自分を厳しく仕込んだ理由と
一緒に抜け忍の道を選んだ理由をかいま聞くことになります。
20年前果たせなかったことを果たしたい。しかし、この母子もとても魅力的ですね。
彦馬を襲うお蝶。そのお蝶に立ち塞がる織江。
幼馴染が戦わなければならない過酷な定め。
どうみても、足を引っ張る彦馬(いや、彦馬は責めますまい・・・)
織江の忍び刀がお蝶に致命傷を与えた時・・・
織江は、彦馬に逢えた刹那より、お蝶の最期を見取る方を選びました。
親友二人が敵同士のままだったら、どうしよう・・・と思いましたが、
お蝶は、自分の見れない夢を、織江に託したのでしょうね。
しかし、その幼馴染を葬ることも出来ずに、その場から去りゆく織江。
織江が人を殺すところを見て、ショックの彦馬。
仲間内での殺し合いをする輩である織江をあきらめるよう諭す養子雁二郎。
その中で、雁二郎は、自分の身分を明かしました。
雁二郎自身の、彦馬に対する優しさでしょう。
そして、次回いよいよ最終回!
「織江!」はっと彦馬の方を見て斬られる織江。
戦闘中に声をかけるんじゃないぃ!(いや、彦馬は責め・・・まする!!もぅっ!)
御前も出動、どうやら総力戦となるようです。
さぁ、大団円か、大悲劇か、第二部へ、か。3つにひとつです!
今週の太郎吉クン☆
写本に精を出す、彦馬先生のために一輪挿しを差し入れ。けなげーーー
彦馬が花入れを倒して、写本台無し・・・という展開だったらどうしようと心配したら、
その一輪の白い花は、視聴者がお蝶を弔う気持ちにさせるアイテムとなっておりました(秀逸)
そのお蝶の飴売りから買った芋あめをクラスメートと分ゖ合うまでになった太郎吉クン。
長屋までも送ってもらうことにもなって、だいぶ打ち解けてきたようです。
さぁ、最終回!太郎吉クンの運命は如何に!(ドキドキドキ・・・)