武田軍の足軽大将リューザキ弾正、通称リュー弾♪またの名をカラボリーナ・ドルイスカヤ(爆)最近、草弾師匠という官位(笑)も授かりました☆ 諸国、諸時代、諸かるちゃーを 徒然なるままへめぐります


by リューザキ弾正
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

時代劇の名匠が、またひとり・・・

時代劇の名匠が、またひとり・・・(涙)

去る7月20日に、脚本家の野上龍雄さんが亡くなられていたことが、発表されました。
記事 コチラ

野上さんというと、必殺の主水シリーズの屋台骨を作り上げた功労者の御一人です。
また、映画の世界でも、東映時代劇の復権となった、「柳生一族の陰謀」は、
<共同脚本>ではありますが、野上エッセンスも濃厚な、娯楽時代劇の金字塔です。

「必殺」では、主水シリーズの初作となる「仕置人」の第1話。
名作「いのちを売ってさらし首」そして、「人間のクズやお払い」(これも名作!)
中村主水というキャラクターを作り上げた功労者の一人でもあります。

「新・仕置人」の第1話では、主水と鉄の夢のコンビ再結成話を書き、
ラス前の第40話で、今作の通奏低音「寅の会・用心棒の死神」の伏線大改修を果たしました。
(注:死神の設定は、第1話のメガホンを取った、工藤栄一監督のアイデアです)
必殺シリーズ10周年の「仕事人大集合」も記念作として名作でした。 当該記事 コチラ

そして、前述の、映画「柳生一族の陰謀」(1978年東映作品)
これまた、裏エピ満載の作品ですが(汗)、脚本を読んで、「面白い」と感じた、
萬屋錦之介に出演を決意させ、実現した東映にとっては12年ぶりの時代劇巨編です。

錦之介演じる、柳生但馬守。濃いですよ。。。
家光のため、徳川幕府安泰のためには、柳生が権力を掌握することこそ正義と信じて、
反対勢力を潰していき、必要とあらば、味方すら斬り捨てて行く冷徹な柳生但馬守。
智謀策略、権謀術策、陰謀、暗躍、裏切、暗殺の見本市のようです。
その柳生但馬守が遭遇する、思わぬどんでん返しの顛末。
「夢だ、夢だ、夢でござる!」と狂乱するエンディングは今でも語り草です。
この映画で、柳生十兵衛を演じた千葉真一は、その後も十兵衛を当たり役としました。

野上さんには、その他にも、時代劇以外にも活躍されましたが、
訃報に接し、「必殺」シリーズと「柳生一族の陰謀」が真っ先に思い起こされました。
権力とそれに虐げられた人々の深い心理描写に長けた「情」の人だったと思います。

また、寂しくなります。


f0182920_20215483.jpg

「柳生一族の陰謀」(1978年東映作品)
監督 深作欣次
脚本 野上龍雄・松田寛夫
出演 萬屋錦之介 千葉真一 松方弘樹 
 三船敏郎 丹波哲朗 成田三喜夫 他

[PR]
by salieri777 | 2013-09-07 23:56 | 徒然なるままに一言