武田軍の足軽大将リューザキ弾正、通称リュー弾♪またの名をカラボリーナ・ドルイスカヤ(爆)最近、草弾師匠という官位(笑)も授かりました☆ 諸国、諸時代、諸かるちゃーを 徒然なるままへめぐります


by リューザキ弾正
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御前が語る、小説「妻は、くノ一 蛇ノ巻」感想なのさ(ネタバレあり)

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※リューザキ弾正に代わり、松浦の御前がお送りします(^^;)

核心には触れぬようにするつもりじゃが、
たぶんネタバレするぞ。
全部は語らぬがな。すべて分かってしまっては、
つまらぬからの。


「妻は、くノ一 蛇之巻」(全3巻)
  著 風野真知雄


「妻くの」本編から、20年後(くらい?)
米國東海岸で、幸せに暮らしている、ツインスター夫妻。
よかったのう。子宝にも恵まれて、事業も軌道にのったようじゃのう。

ある日、織江と彦馬が友人の結婚式参列で自宅不在の折り、来客がある。
それは・・・くノ一として勤めていたころの最凶最悪の敵の訪問であった。
ここから、織江の、くノ一時代の激闘の回想と、迫りくる敵との死闘の
二本立てになるのじゃ。


話しは、織江が彦馬に出会う前の時代から始まる。
桜田御用屋での日々。

御庭番の新春かくし芸大会(←おいっ!)のような、
長州藩邸ピンポンダッシュ大会(爆) ← ただし、命がけ

これは、見ものであったぞ。
しかし、御庭番集団は、ただでさえ人材不足なのに、つまらぬことで、
才能を無駄遣いしおったのう。


そのあと、織江は、たまたま長州に潜入勤務となるのじゃが。
えええっ (゜∀゜;ノ)ノ おや、高杉小忠太(高杉晋作の父)を助けておるではないか!
その後の、高杉家に訪れそうな災いも防いでしまっておるし、
もしかすると、織江だけでも、幕府をナントカできちゃったかもしれんな。
いや、これは我が娘可愛さの甘利、チト言い過ぎたわい。
そして、江戸に戻り、次に命じられたのが平戸藩潜入だったのさ。

しかし、長州藩での仕事には遺恨が残り、抜け忍となって、かわさま達と戦う傍ら、
長州忍者部隊とも戦わならなかった織江。いと不憫。
せめてもの救いは、彦馬のほんわかした存在と、雁二郎の無敵さじゃのう。
まあ、お蔭で、先の新春かくし芸大会の他にも、長州藩邸は、
とんだ、とばっちりを食らうたのじゃがの(笑)
まぁ、これは、わしも一枚かんでおるがのう。
それにしても織江・雁二郎の母子コンビ(爆)は、最強だのう。
長州忍者部隊の頭・蛇文とは、決着が着かぬまま、織江たちは海を渡り、
事態は、海の彼方で長い時を経て再燃することになるのさ。


しかし、寺子屋の賑わいや、雁二郎最強伝説がない、大陸シークエンスは、
やや、勢いが緩やかになってしまった感は、否めぬのう。
それにしても、あの禍々しき一族の呪われた血より、
なお濃い、雙星(双星)一族のDNAの強さは、言語道断、いや、
一騎当千であったのう。


やはり、雁二郎すぴんおふ、「甲子夜話」ぐらいの分量で書いて欲しいのう。
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by salieri777 | 2013-10-29 23:19 | 乱読積読文庫