時代劇やーい!
2014年 03月 23日
ちなみに新聞の方に、東山さんのコメントがあります ※
シーズンⅠより、一話増えてますね。しかし相変わらず謎の放映時期。
とにかく、楽しみです。
そして、楽しく見ていたタッキー主演の「鼠、江戸を疾る」 が、無事に終わりました。
大河の時みたいに、ちゅど~ん!とか、どか~みたいなクライマックスはなく、
(最後まで、すべてを台無しにする、「その瞬間」が来るのではと、ハラハラしました)
訳ありだったけど、絆の固い仲良し兄妹の次郎吉&小袖。
事件が解決して、じゃあ何か美味しいものを食べようか、と言う時に、
既に、小判が一枚も残っていないことが判明。
「馬鹿!間抜け!ごくつぶし!」と罵る妹。「そこまで言うか」と妹にむちゃむちゃ弱い兄。
この兄妹コンビ、最高でした。一回しか出なかったけど、「怪盗猫(妹)」最高でした。
娯楽時代劇として、とても良く出来ている作品で、続編を期待したいです!
さて、キムタクさんの「宮本武蔵」の折り、ネットで、「このドラマ、製作松竹
製作協力が映像京都だったらなあ」という声を聞いて、
ドラマ「忠臣蔵1/47」 をレンタルして見ました。 その感想をまとめて少し。
史実的なツッコミが散見されましたが、ドラマとして良く出来た時代劇でした。
若き日の(笑)、妻夫木クン(高田郡兵衛役)、岡田准一クン(大石主悦役)、
紅顔の美少年とはこういう子をいうのだな、と(^^;)
大石内蔵助に佐藤浩市さん。堀部弥兵衛に名優杉浦直樹さん。堀部ホリに深津絵里さん。
遥泉院に松たか子。適材適所でしたね。大石りく役の小林聡美さんにはびっくり。
吉良上野介に津川雅彦が、悪役まっしぐらに怪演しております。
山口馬木也、原田龍二の手堅い人たちもキャスティングされております。
ちなみに、上杉パートは、まるっとカットされて、
台詞で、「吉良が米沢の上杉に身を寄せたりしたら・・・」と出て来るのみです。
それに対して、妻夫木クンが「上杉!」となるのを見て、
あんた、かねたんだろっ!とツッコミをいれるのも一興かと(^^;)
この「忠臣蔵」や、映画「武士の一分」を見ると、
ちゃんとやらせれば、ちゃんと出来るのがキムタクさんだと思うのですが・・・(惜)
ドラマの背景で、ちゃんと四季がつづられているのが、良かったですね。
製作協力には「映像京都」のクレジット。
もともとは、大映という映画会社のスタッフでしたが、大映倒産時、
技術が廃れることを危惧して、監督・スタッフにより作られた会社組織でした。
「御家人斬九郎」シリーズ、「仕掛人・藤枝梅安」シリーズなどで名前を
見た方もおられるかもしれません。
ちなみに、「忠臣蔵1/47」には、映像京都のスタッフの褒め言葉を聞いた、
渡辺謙が、ノンクレジット、ノーギャラ、台詞なしで、出演しております。
その時のエピを渡辺謙自らが語っているのをテレビで見たことがあります。
渡辺「(「忠臣蔵」撮影中の)スタッフと京都で酒を飲んでいる時、
皆、木村君を褒めていてね。自分の最も信頼するスタッフたちが、
『木村君、素晴らしい』と口々に褒めている。それで、力になりたくて」
今回、このドラマを見るまで、↑ リップサービスだと思っていたのですが(無礼千万)
見て、納得しました。
ドラマ本体としても、「武士らしく如何に死ぬか」に重きをなす安兵衛に対して、
「良く死ぬためには、良く生ききらなければならない」の信条の大石内蔵助。
その二人の心が歩み寄ったところが良く描けていたと思います。
まあ、手柄がすべて、主役の堀部安兵衛なのは、御愛嬌としても、
キムタクのぶっちゃけ口調も多少見受けられるので、そこがイヤな人はイヤかも。
件の「武蔵」の時、某巨大掲示板の「殺陣の名人について語るスレ」で、
「キムタクは刀振いが早い」と書かれていましたが、
このドラマでも、堪能できます。
「忠臣蔵1/47」
木村拓哉 佐藤浩市 堤真一
松たか子 深津絵里 津川雅彦 他
脚本 井上由美子
監督 河毛俊一
そう言えば、まだ、ウッチー忠臣蔵を見てない・・・