妻は、くノ一 ~最終章~ 最終回「海の彼方」感想
2014年 06月 23日
ドラマとしてみると、佳作時代劇ではありますけど、
これが、私の見たかった「妻くの完結編」かと言われると・・・その・・・
好評で、急遽製作がきまったものの、彦馬役の染五郎さんのスケジュール確保など、
他のキャストもそれぞれ、スケジュールのすり合せが大変だったようです。
織江役の瀧本さんは、京都で撮影→アカデミー賞授賞式出席→また京都でしたし。
梶原善さんの早期離脱が、やはり痛い。
太郎吉セクションは、上手くまとまっており、
静湖姫セクションもオリジナル展開ですが、マイコさんのはまりっぷりといい、
あのドラマの中では、うまくはまっていたように思えます。
クライマックスの戦闘が、なんだか寂しいですね。
(前作が凄すぎたとも言えますが)
全員揃わないのだから、分散して戦闘が行われる脚本になったのは、察せられます。
浜路+回想の雅江。織江+回想の雅江、ここは良かったです。
織江渾身の、母伝授の手裏剣技。母・雅江の映像とのオーバーラップ、泣けました。
でも、最後まで、雁二郎参上!の、微かな望みを抱いておりました。
映画「蝉しぐれ」の予告が始まっても(笑)
こうなったら、一回リセットして、
劇場版「妻は、くノ一」を製作しませんか?
キャストはそのままで。寺子屋セクションは代替わりせざるを得ないでしょうけど。
鳥居耀蔵をしっかり出して。
最終回を見て思ったのは、敵の数をもう少し増やして、織江無双を見たかった。
(こう見ると、やはり前作で、尺の都合で切った部分が、弊害となったと言えますね)
雁二郎&カワサマは、
原作展開でよろしくお願いします(ここ、マストです)
無理なら、木曜時代劇「妻は、くノ一 ~蛇の巻~」を・・・
長州大河(と言っていいのか)への橋渡しにもなりますし(^^;)
あと、もちろん、木曜時代劇・・・BS時代劇でもいいけど、
「姫は、三十一」製作も、どうぞ、よろしく。
「さらば、ムコ殿」・・・じゃなかった、←マチガイ(^^;)
「いつの日か」