武田軍の足軽大将リューザキ弾正、通称リュー弾♪またの名をカラボリーナ・ドルイスカヤ(爆)最近、草弾師匠という官位(笑)も授かりました☆ 諸国、諸時代、諸かるちゃーを 徒然なるままへめぐります


by リューザキ弾正
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「ベルサイユのばら ~エピソード集~」読みました!(ネタバレ表記あり)

いつもお世話になっている 「STEP by STEP」 のカタリーナ様に
かなり長いことお借りしておりました(汗)
恐縮しつつ、感想記事をお送りいたします。

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「ベルサイユのばら」第11巻
作 池田理代子



リュー弾は、熱烈な「ベルばら」ファンではありません。直撃世代でもありません。
週マでの連載が完結し、全話単行本化も終了し、宝塚の舞台が話題になりだした時代に、
まとめて全巻読破を果たした、セカンド・インパクト世代と言いましょうか(笑)
ですので、連載から胸熱く追いかけた方々とは、受ける感慨は、ややちがうと思います。

この外伝は、4話の新作短編が収められております。
出て来る登場人物に、一瞬誰のことだっけとなりつつも(汗)
すぐさまフラッシュバック(^^;)

エピソード1 そりゃないよ、アンドレ…編
(以下、エピタイトルはリュー弾が勝手につけております)

アンドレの幼少時代を含めた逸話。
ジャルジェ家の「お嬢様」の遊び相手になるべく祖母のもとに行くのを見送った幼馴染の
その後の流転の人生。
思わず、オルレアン公のその後について、自分の知識(うろ覚え)が正確か、
ググってしまいましたよ。
ほら、オルレアン公って、複数いるでしょ。
こうやって、興味をと知識を深め、ひろげられることは、楽しいものです。

ただ、エピソードの出来としては、四編中一番ビミョーです(涙)
確か、宝塚歌劇団からの依頼で製作された作品なのですよね?
アンドレの「オスカル一筋」は分かりますが、
せめて幼馴染がいたことぐらいは覚えていて欲しかった。
リボンも結局、ばあやが大切に保管していただけで、アンドレ自身が、
そのことを思う描写はないし(たぶん絶対覚えていない。←断言)

ところで、往時以来の読者の方には、
この、ばあやさんの登場がツッコミ材料だったようです。
たしかアンドレの訃報で寝こみ、バスティーユ陥落直後ぐらいに亡くなったのでしたっけ?
ですので、このように、マリー・クリスティーヌを秘かに革命の混乱に堕ちいっている状況下で
訊ねていけるはずはない、と。

まあ、解釈としては。
1.具合が悪く、オスカル編ラストに、オスカルの主治医が見舞いに来た時に
絶命しているっぽいが、死んだとは明確に言及されていない。ですので、セーフ。

2.具合は確かに悪く、上記の折り亡くなっているが、
その前になんとか最後の気力を振り絞ってたずねた。
公爵の寵姫の御前で伯爵家の使用人(平民のばあや)が椅子に座っているのは、
具合の悪そうな彼女をクリスティーヌが気遣った。

3.このエピの主役であるクリスティーヌの、すべては妄想であった(爆)

エピソードの後のFAN ROOMで、アンドレが、
 「身分さえあれば…その悔しさは、草をむしってしまうほど」と、
紹介されていたのには笑いましたww

エピソード2 生意気ジェローデル少年編
そのショコラが熱くないのを幸いに思ったかどうかは不明の男(爆)
目つきの悪い幼少時代(笑)
少々シニカルだけど一番の現実主義者だったな、ジェローデル。
その後の、「FAN ROOM」コーナーでの、WE LOVE オスカル様emoticon-0152-heart.gif
ロザリーが、オスカルに恋していたくだりは、すっかり失念しておりました。

「ベルばら」が、円谷プロ製作なら、4月1日の円谷世界で、
「同人誌で妄想しまくりのロザリー」というキャラが出来ていたかも(笑)
「ベルサイユのばら」が円谷製作でなかったことを幸いに思え!emoticon-0162-coffee.gif

エピソード3 革命後のそれぞれ
オスカルの父ジャルジェ将軍、フェルゼン。ベルギーでの再会が描かれております。
フェルゼンについての「その後」は、本編でもふれられております。
何気に、オペラネタとなった「仮面舞踏会」で暗殺されたグスタフ国王亡き後、
政治的にもいろいろ苦労した人でもありました。
巻末に収録されている池田理代子先生のインタビューで、
「フェルゼンは恋愛においては勝組」ああ、そういう見方もあるのかと、括目。

そして、直系の唯一の生き残りマリー・テレーズ王女。
少々居心地の悪い亡命生活を穏やかに過ごしております。
母親の愛人と再会した時の彼女の心境や如何に。
ところで、誰か、マリー・テレーズの人生周辺を描く人はいないでしょうか。
「タンブル塔からウィーンへ送られたマリー・テレーズは偽者だった」説とともに。

エピソード4 一番熱いアラン編
一瞬、アランとベルナールがごっちゃになっていたことを告白しておきます(笑)
あと、アランの妹の名前って、ジャンヌだっけ? ←次頁で悔恨。
ぼろぼろと忘れつつも、読み出すと、まざまざと当時の話が甦ってきます。
アランが熱い代わりに、影の薄いベルナール(笑)
ロザリーと結婚したのはアランだったっけ?まあ、オスカル様失恋組同士だし。
で、この6行目前の文章に戻る訳です(爆)

「黒衣の伯爵夫人」が描かれた時から、皆の話題になっていた、
「あの革命の時、ル・ルーちゃんは、どうなったのだろう」
それに、明確な答えが出ております。
まあ、当時から、「彼女なら大丈夫」と、誰もまったく疑いなく思っておりましたが。
ル・ルー人形(中に色々な物が入っている)の健在も嬉しい。

そして、アランと言えば、忘れがたい妹ディアンヌ事件(名前、忘れていたけど)
「妹が結婚するんだ」(←普通だったら、アランの死亡フラグ)
貴族の男が金持ちの娘に乗りかえたことで、横死でしたっけ?
娘の死を受け入れられない母親が、彼女の亡骸をベッドに横たえたままだったので、
さらに悲劇の人生は悲惨な終幕を迎えました。
その仇敵ともいえる、かつての妹の婚約者と再会。憎しみを燃えあがらせるアラン。
このエピソードの帰結が、今回一番の見どころだったと思います。

「フランス革命」は様々なドラマを生み出しているので、池田先生の人生が続く限り、
こういったエピソード集を書き綴って欲しいですね。
というか、原稿はなくさないでね(笑)自分で点描も書いたとか、泣ける(笑)
   いや、笑っているけど(^^;) ← こら!

個人的に読みたいエピは、ジャルジェ将軍かな。
おっさんエピは望まれないかもしれないけれど。

カタリーナ様、コミックをお貸しくださり、ありがとうございました!emoticon-0139-bow.gifemoticon-0139-bow.gifemoticon-0139-bow.gif
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by salieri777 | 2015-04-19 19:06 | 乱読積読文庫